男だから女だから論
結婚してから薄々と、子どもを生んでからは、それははっきりと、問題意識を持つことが多くなった、性差別。いや、性区別なのかな。
違和感その1:結婚=夫の姓を名乗り、嫁ぐという概念
女だから普通そうするよ、という風潮に乗ってしまったけれど、
よく考えて納得してから姓は選ぶべきだし、今の時代「嫁ぐ」って何?
夫の姓を名乗る意味、家族というひとつの箱を作る意味を夫婦でしっかり考えるべき。
家父長制は終わりに近づいているのだから。
違和感その2:夫は長時間労働して、自分は働いているけど家事もきちんとこなす
私の中にあった「女だから、妻だからこうするべき」みたいなところが私を突き動かし、仕事終えたら買い物に行って、毎晩料理をしていた。
ひどいときは自分の飲み会が終わった後も、夫のために料理したり。
義母が料理上手というところも忖度してしまい、強要されていないのに、自ら動いていた。
でもやはり自分だって働いていて日々疲弊してて、だんだん料理を作るのが嫌になってくる。
結局、自分で自分の首を絞めていたのだ。
違和感その3:自分祖父母よりも夫の祖父母のお墓参りに行っている
これは実家があまりお墓に行かないというのも絡んでいるけれど、なんか変。
妻だから、嫁だから、女だから、という理由で簡単に決めてしまうことが多すぎる。
子どもを生めば母だから、が追加され、さらに苦しくなる。
でも一旦立ち止まるべき。
そんなこと理由にはならないのだから。
自分の思い込みを客観視するべき。
二人の人間が家族という形を作っただけで、役割は最初から決まっていないのだから。
今一生懸命育てている息子、今お腹の中で育てている娘(予定)に伝えたいこと、教えるべきことがたくさんある。
そのために私は学び続けなければならない。
不妊治療の保険適用
かなりご無沙汰してしまいました。
第二子の妊娠も8か月を迎え、切迫早産と付き合いながらも元気に過ごしています。
菅さんが「少子化対策のために不妊治療の保険適用を進めたい」と会見で言っていたのを聞いて私も不妊治療で二人の子どもを授かった当事者として色々考えたのでまとめたくなりました。
日本の不妊治療で負担する費用は先進国に比べて多額です。
それは助成金がわずかなことや、所得制限があること、また、遠回りな治療がダラダラと継続されることに原因があると本で読みました。
不妊治療の保険適用が認められれば、所得制限もなくなるでしょうし、3割負担となることで、金銭面のハードルが一気に下がることでしょう。
不妊治療が日本であまり進まない原因の1つはやはり金銭面でしょうから、この障壁が下がるのはとてもいいことだと思います。
菅さんにはぜひ最後までやり抜いてほしい!
エールとともに他の課題についても並行して解決してほしいのは、
・不妊治療は当たり前の選択肢という世の中にする
・年齢との勝負であることを今以上に知ってもらう
保険適用になることで不妊治療の選択肢は身近なものになると思いますが、
まだまだダブー視されている状況は否めないと思います。
今回も反響をツイッターで見る限り、「散々遊んだり仕事を優先したツケを保険適用にするのはおかしい」「酒タバコが原因なのに」などの意見があり、悲しくなりました。
20代をどう過ごすかはその人の自由、この時期に自分のやりたいことに挑戦しないで子作りすることを誰が強制できますか?
酒タバコのエビデンスは?
不妊に悩んでいる方への完全な偏見ですよね。
年齢との勝負であることを今以上に知ってもらう必要があるのは、今回の不妊治療の保険適用で日本国内の不妊治療の認識が誤って「不妊治療が万能」と伝わってしまうリスクを恐れています。
結局、40歳に近づけば近づくほど、治療の成功率は下がり、結果的に心身ともに疲れ果てていきます。
例え授かれたとしてもハイリスクな出産であることは間違いなく、生まれてくる赤ちゃんの障害リスクも上がります。
不妊治療の保険適用、とてもいい政策です。
だからこそ、不妊治療に蔓延る他の課題も一緒に解決していけるよう、ぜひ頑張ってもらいたいですし、私も何かできることがないかなーと動き出したい気分です。
性教育に結びついていくのかな?なんて思ったりもしてます。
子どもを育てている様々な分野の情報にアンテナが立ち、人生が豊かになるなと改めて思います。
心拍確認と体外受精を始める友人
椿です。
食べづわりと貧血が続き、思うように生活が回っていないのですが、
今日は比較的楽なのでブログを更新します。
本日、第二子の心拍が確認でき、Eクリニックの卒業も見えてきました。
体外受精へのステップアップの背中を押せた話
2週間前に、第二子不妊で悩んでいる友人と電話で話しました。
彼女は1月頃食事の際に不妊治療クリニックはどこがいいか等、積極的に不妊治療の情報収集をしていて、私の経験談を話していました。
私も第二子の胚移植を通じて、体外受精について学び直しを行っている間に、これは彼女に伝えておかなきゃいけないことが多いぞ、と気づき、電話で話すことになりました。
伝えたのは、
タイミング法と人工授精といった「一般不妊治療」は、若い人でも1年以内を限度とすべきと考えられています。 (「不妊治療を考えたら読む本」より引用)
彼女の不妊治療歴を聞くと、行きつけの近所の婦人科+最近通い始めた不妊治療専門クリニックでタイミング法をトータル9周期行っているとのこと。
つかさず、「1年以内が目安だから、次のステップとして、人工授精は考えない方がいいよ」と話しました。
たまたま、その日は旦那さんの検査の結果を聞きに行くタイミングだったらしく、ベストタイミングで体外受精へステップアップしたいと話すことが出来たと、とても感謝されました。
彼女の場合は、まず風疹の抗体をつけることから始めるので、採卵は早くて6月。
その頃には新型コロナウイルスが収束し、不妊治療の延期も解除されていますように。
自分の経験に基づく知識が人の助けになることはとても嬉しいことでした。
そんなお手伝いを持続的にしていけたらいいなぁ。
胚移植22日目 復職すべきか否か
こんにちは。
コロナのニュースに振り回されてiPhone開けば肩こり、吐き気がしてきます。こういう時はネット断ち。
Eテレを息子と見て癒されています←
調子が悪いのは、つわりが始まっているのもあると思います。
- お腹が空くとムカムカ:リッツクラッカーでごまかすのが◎
- とくにかく眠い:息子と一緒にお昼寝
- 今まで好きだったメニューが美味しく感じない:梅の実ひじきが沁みる
すごく美味しいので、食べづわりの方、試してみてください!
高級食材スーパーやAKOMEYAとかにあります。
第一子の時よりつわりの気配を感じるのが早くて焦り。
早い分、早く終わりますように。
新型コロナが猛威を振るう中、妊婦となったということで、5/1の復帰についてそろそろ真剣に考えないといけない。
プランA
心拍が確認できたら上司へ報告。
その際、基本在宅で業務をさせてもらえないか相談。
プランB
心拍が確認できたら上司へ報告。
在宅NGだったら、育休延長して産休に入ることができないか相談。
(しかし、これは半年間無給となって大打撃・・・これって例の自己申請で20万円給付してもらえる政策に該当しないの?してよ、お願い)
年子で身ごもる方って少ないので、同じ状況の方って少ないだろうな。。
会社のワーママ先輩にも相談して、しっかり自分が納得できる答えを出したいと思います。
胚移植21日目 「不妊治療の延期を」新型コロナ対策で呼びかけ
おはようございます。椿です。
保活について更新したいところでしたが、新型コロナのニュースで少し気分が落ち込んでしまっています。
特に、山梨の0歳乳児の感染、意識不明状態つづく報道については本当に胸が痛いです。
ご両親からの感染ではないのだったらどこから?
保育園は通っていた?
もともと他の疾患はあった?
昨日から息子を保育園に通わせているので、とても憂鬱なニュースとなりました。
さらに、これ。
私の場合は、遅かった。
もう移植してしまって、胎嚢も確認出来てる。
でも、これ、体外受精を待ち望んでいる人にとっても、すごくモヤモヤするんじゃないかなぁ。
卵子の老化との戦いの中で、新型コロナ感染収束するまで待っていなさいって…
この呼びかけを受けたクリニック側の判断もあると思うので、来週の心拍確認の際、Eクリニックはこの呼びかけにどう対応するのか聞いてみたいと思っています。
私の心を暗いニュースが蝕んできている感じがこの2、3日色濃くなってきています。
こういう時も自分の敵は自分だなぁ。
打ち勝ちたい。
胚移植14日目 不妊治療を考えたら読む本を振り返る
こんばんは。
昨日は胚移植13日目をスキップしてしまいましたね。
心拍確認が無事済んだら、このタイトルは終了しますが、引き続き、不妊治療のことは綴っていきたいと思います。
さて、胚移植14日目。
改めて体外受精の恩恵を受けているので、「不妊治療を考えたら読む本」を今読み直しています。
体外受精へのステップアップで悩んでいる方の背中を押すお手伝いが出来ないかなぁ、と毎日考えているのですが、そんな中こんな文章にアンテナが立ちました。
効果のきわめて小さい医療行為を繰り返す行為は、医師にとって医療倫理を問われるものですし、患者さんにとってもつらいものです。その2年間のうち(不妊治療は2年以内に結果を出すプランを考えるべきと言われている)、タイミング法と人工授精といった「一般不妊治療」は、若い人でも1年以内を限度とすべきと考えられています。
改めて私がお世話になったEクリニックはこの方針に従っていたのだな、と納得。
私の場合、初診〜卒院まで1年未満だったのですが、タイミング法は3回のみ。
人工受精は、夫側の検査結果、原因となる要素はなかったため、スキップ。
つまり、「一般不妊治療」がとても短かった、ということになります。
また、胚移植についても、最初から自然周期ではなく、「子宮内膜調整法」で子宮内膜を妊娠しやすいように調整するためにお薬を処方してくれていました。
ブログやTwitterで知り合えた方で一般不妊治療を何年も続けている方や体外受精にステップアップしたのに自然周期でトライに何度もリセットが来ている方の記事を読むと、最近は憤りすら感じます。
お医者さんはいったい何をしているんだろう?
小さい医療行為を繰り返して保険外治療で稼いでるだけなんじゃない?
転院は勇気のいることかもしれないですが、
「不妊治療の暗くて長いトンネルは妊娠しないと出られない。」
Eクリニックから最初に言われたことでした。
いくら温かい言葉をかけてもらっても、結果が出なければ、終わらない。
頭に血が昇ってきてしまったので、今日はこの辺で。